刑裁サイ太のゴ3ネタブログ

他称・ビジネス法務系スター弁護士によるニッチすぎる弁護士実務解説 TwitterID: @uwaaaa

書きかけの記事が溜まってきたので,とりあえず「はじめに」だけ公開します

はじめに

 どうもサイ太です。おかげさまをもちまして,本業がクッソ多忙で,なかなかブログを書くようなまとまった時間が取れません。
 書きたいネタと起案は日々増えるばかりで,首が回っておりません。


 【修習生向け】上記発言に対する反対尋問を検討せよ。
 【答え】Twitterをやる暇があるならブログくらい書けるだろ。


 ということで,書きかけの記事を先行公開*1しようと思います。
 当職のブログでは「はじめに」という項を設けており,ブログを書くときも必ずここから書き始めますので,書きかけブログの数=「はじめに」の数ということになっております。この「はじめに」だけ読んで,本文を想像して楽しんでください。楽しくないですね。

 こんなのをまとめている時間があれば起案を片付け,また,ブログを書けたのでは・・・?


弁護士が利用できる年金制度~俺たちのハッピーリタイアのために

 今回は,弁護士と年金についてを取り上げます。
 一時期,「ハッピーリタイア」という単語が流行しましたが,(基本的には)個人事業主の弁護士の老後というのは,会社員や公務員と比べて不安定であることには間違いありません。「ハッピーリタイア(笑)」などと嘲笑している当職らもいつかは老後を迎え,判断能力が低下して仕事もなくなり,国選事件を漁る日が来るのです。
 そのようなときにジタバタしないために,老後のことを真剣に考えようと,弁護士が利用できる年金制度について整理したいと思い,筆を執りました。


弁護士の年収の統計調査が多すぎる件について

 弁護士の(平均)年収はいくらなのか,即答できる人はいますか?
 私にはできません。なぜなら,「弁護士の収入」に関する調査がクッソ溢れているからです。それを元にみんなが好き勝手にブログに書いたり新聞記事にしたりしていて,情報が錯綜している状況にあります。ここらへん,「合コンしたい職業ランキング」の情報が錯綜しているのと類似した状況にあります。
 そこで,まーーーーーーーた業務を投げ出してサイ太が調べてみたわけ。
 (どうしてこういうことを当職がやらなければいけないんですかね・・・。どう考えても日弁連や明るい法曹の未来を目指す会とかの仕事でしょうよ・・・。)

 ここでは,弁護士の年収そのものではなく,弁護士の年収についての調査を調査の対象として,それがどの程度信頼できるものなのか(情報の新しさ,母数の多寡,他のデータとの比較),その調査が示すものは「年収」なのか「所得」なのか「収入」なのか等を元に比較していきたいと思います。


「残業代バブル」って本当にあるの?

 日刊SPA!さんによると,残業代バブルが始まったそうです。
http://nikkan-spa.jp/spa_magazine_article/1206158
 しかし,当職の肌感覚では残業代バブルが来ているようには思えません。それどころか,「残業代バブルが来る」という言説は当職の弁護士登録前後から言われ続けていたような記憶もあります。
 そこで,その辺りを,いつものように業務を放り出して刑裁サイ太が調べました。


国選弁護報酬について本気出して考えてみた

 当職は,以前,国選報酬基準について問題提起するため,以下のようなブログを書いたことがあります。
URL
 この記事は,多くの方に支持されましたが,「不適切」であるとの批判も受けることになりました。当職のキャラクターを知っていれば,皮肉であるとすぐに理解できると思われますが,文章だけではなかなか伝わらないものですね。皮肉って大きく書いてあるのに。その節はいい勉強になりました。

 さて,そんなこんなで,当職は国選弁護報酬については一家言あるわけですが,そんな中,日弁連が国選弁護報酬についてのアンケートを取り始めたようです。日弁連の理事会の議事録によれば,このアンケートを基に法テラス,ひいては財務省と掛け合うようです。
URL
 当職もさっそく回答しましたが,その内容を踏まえて問題提起をするべく,今度は真面目に問題点を検討してみました。


逸失利益を年以下で正確に計算する方法について(非整数年の場合のライプニッツ係数)

 今回は久しぶりに交通事故事件ネタです。今回は,通常年単位で用いられるライプニッツ係数について,年以下についても正確に計算する方法について見ていきます。


記者ハンドブック[第13版]を読んだ感想-報道による人権侵害を考える基礎資料

常々,実名報道については疑問を呈してきた。

まとめ

 以上です。頑張ります。

*1:先行後悔