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刑裁サイ太のゴ3ネタブログ

他称・ビジネス法務系スター弁護士によるニッチすぎる弁護士実務解説 TwitterID: @uwaaaa

弁護士バッジの裏話-特に留め具について

はじめに

 「弁護士バッジ」の「裏話」ではなく,「弁護士バッジの裏」の話です。
 「弁護士バッジの裏」というと,「『日本弁護士連合会員章』と書いてある」「弁護士登録番号があるから特定可能」「再発行の場合は『再』と書かれる」「実は造幣局発行」などが紹介されることが多いです。
 そんな弁護士合コン頻出ネタを喜々として書くようなゴ3ネタブログではありません。今回は「弁護士バッジの裏の留め具」に注目しました。


弁護士バッジの留め具の種類

 弁護士バッジについて定められているのが「弁護士記章規則」です。
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/jfba_info/rules/pdf/kisoku/kisoku_no_35_160704.pdf
 これによると,弁護士バッジの留め具については,別表において,「適宜着衣に装着する装置を裏面に配するものとする。」とだけ定められています。
 どのような留め具にするかは「適宜」でよいということですね。


 今では,「タイタック式」「ネジ式」「ブローチ式」の3種類が用意されています。
 このうち,「ネジ式」が標準的な仕様になっていて,「タイタック式」「ブローチ式」は日弁連に改造を申し出ることになります。
 絵で見るとこんな感じです。「タイタック式」は修習生バッジで採用されています。
f:id:go3neta:20160719172629j:plain


ネジ式弁護士バッジの留め具

 上記のとおり,「ネジ式」が標準的な仕様ですので,特に改造せず,そのまま使っている弁護士が(特にスーツを着用することの多い男性では)多数なのではないかと思われます。
 「ネジ式」の留め具も少なくとも2つの仕様があります。
 最新式のものはこんな感じです。
http://stat.ameba.jp/user_images/20160124/23/boggy-bar/44/7e/j/o0800043213549319101.jpg


 少し前までは,このようなモデルでした(左側。右側のはブローチ式ですね。)。
http://ks.c.yimg.jp/res/chie-ans-148/148/736/315/i320



 違いが分かりにくいんですが,最新式のものは全体的に薄っぺらく,くびれがありません。
 これに対して旧モデルは厚みがあり,くびれがあります。
 当職の調べによると,63~65期前後で入れ替わっています(違う情報をお持ちでしたらぜひ教えてください。ちなみに,新62期の当職は旧モデルです。)。
 ですので,当職のような弁護士バッジガチ勢からすると,弁護士バッジを裏返しても新人かどうかすぐに見破れます。


ネジ式弁護士バッジの留め具はタダでもらえます

 本記事唯一の有益な情報ですが,ネジ式弁護士バッジの裏側の留め具は,弁護士会に申し出れば特段の申請もなくタダでもらえます(経験談)。
 紛失届を提出させられたり,官報に載るなんていうこともありません!
 飲み会時にバッジを裏返そうと思って手元が緩んで留め具を落としてしまう先生には朗報ですね。安心して落としましょう^^
 当職も一度,65期が登録した後くらいにもらいましたが,旧モデルだったんですよね。弁護士会にストックしてある留め具は在庫がある限りは旧モデルなんですかね。

まとめ

 弁護士バッジの留め具には3種類ある。
 ネジ式の留め具には,(少なくとも)2種類あり,63~65期前後で切り替えがあった模様。
 ネジ式の留め具は弁護士会に申し出ればもらえる。